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はたらく環境

保育士の働く環境や、保育士を目指す方・復帰希望の方への支援について、体制やサポートの手厚さは年々向上しています。ここでは給与、働き方、進学・就労支援の3つの項目についてご案内いたします。

【その1】民間保育園における給与事情

約34%アップ!(公定価格上の人件費/平成25年度以降)&技能・経験によって月額最大4万円アップ!

約34%アップ!(公定価格上の人件費/平成25年度以降)&技能・経験によって月額最大4万円アップ!

給与の改善が進められていることをご存じですか?
令和6年度補正予算では、令和5年度と比べて10.7%の人件費の改定という大幅な改善を盛り込みました。
加えて月に最大4万円、個人の技能や経験に応じた給付もあります。

【その2】働き方の現状

こども家庭庁では、保育士のみなさんがやりがいを持ちながら長く働ける職場環境づくりの支援に取り組んでいます。こどもと向き合える時間を増やし、保育に専念できるためのさまざまな取組を進めています。これらのことは「保育の質の向上」にもつながっていきます。
保育士の仕事とは、こどもに直接関わっている時間以外でも「保育日誌、各ドキュメンテーション、個別連絡帳の作成」「製作・行事の準備」など、多岐にわたって生じています。業務負担を軽減するため、働く環境について以下のような支援を行っています。

保育補助者/ICT活用等で業務効率アップ!

保育補助者/ICT活用等で業務効率アップ!

1.保育士の補助を行う「保育補助者」等の配置支援
保育補助者や保育支援者がいることでクラス活動中の補助や片付けなど、これまで1人が担当していた業務を複数人で分担できるようになったり、こどもの移動に合わせた保育者の人数配置が実施しやすくなります。
2. 作業効率アップにつながるICT(情報通信技術)等の活用の支援
登降園システムや連絡帳アプリ等を活用することで、園全体や保護者との情報共有がより行いやすくなり、業務の負担軽減にもつながります。こども家庭庁では、各種システムやツールの導入にあたり、その費用の一部を補助しています。

【その3】保育士になりたい方への支援(学生・保育士資格をお持ちの皆さんへ)

<学生の皆さんへ>
保育士養成施設(卒業時に保育士資格を取得できる学校)に通う方は、修学資金として月額5万円(最大120万円)などを都道府県から借りることができます。卒業後は資金のサポートを受けた都道府県にある保育所等で5年間勤務すると、返済が免除されます。
当取り組みにより、学生のみなさんが安心して学業に専念できる環境を整えることを目指しています。

学生への修学資金をサポート。卒業後、5年間の保育所(※)勤務で返済免除(※貸し付けを受けた都道府県にある保育所)

学生への修学資金をサポート。卒業後、5年間の保育所(※)勤務で返済免除(※ 貸し付けを受けた都道府県にある保育所)

制度へのお申込みは、各都道府県の指定する団体で行っています。ご自身がお住まいの都道府県の、指定する団体へお問い合わせください。
また、各都道府県から発信されている情報については「保育士修学資金+都道府県名」で各自治体の関連サイトをご覧ください。

<保育士資格をお持ちの皆さんへ>
保育の現場へ復職したいと考えている方へ、貸付金として就職準備金の一部を補助いたします。再就職後は、2年間の実務従事にて返済免除となります。このほか、復職にあたっての研修の開催や働き方の相談など、自治体により様々なサポートがあります。
制度の詳細については、ご自身がお住まいの都道府県の、指定する団体へお問い合わせください。

実際に保育士はどのように働いているの?

現場で働く保育士の1日の様子を下記からお読みいただけます。職場での新しいシステムの取り入れられ方や、退勤後の過ごし方などもご紹介しています。

もっと知りたい保育士