青少年の安全で安心な社会環境の整備
青少年を取り巻く社会環境は、発展途上にある青少年の人格形成に強い影響を及ぼしています。こども家庭庁では、青少年の成長に悪影響を及ぼす有害環境から青少年を守るために必要な諸対策を関係省庁や地方公共団体と連携しつつ推進し、安全で安心な社会環境の整備に取り組んでいます。
概要
ネットの危険からこどもを守るために
インターネット上に、犯罪や薬物に誘う内容や、著しく残虐、わいせつな内容の有害情報が流通する中、青少年によるインターネット利用が急速に拡大しています。こども家庭庁では関係省庁と連携して青少年を有害な情報から守り、青少年が安全に安心してインターネットを利用できるよう様々な普及啓発活動を推進しています。
青少年の安全安心なインターネット利用環境整備に向けた施策の推進
青少年インターネット環境整備法は、青少年が安全に安心してインターネットを利用できるようにすることを目的として
- 青少年にインターネットを適切に活用する能力を習得させる
- フィルタリングの普及促進などにより青少年の有害情報の閲覧機会を最小化する
- 民間の関係者の自主的・主体的な取組を政府が支援する
ことを基本としてインターネット関係事業者に義務などを課すとともに、保護者やインターネットの利用者みんなで、青少年を有害情報から守る取組みを求めています。こども家庭庁では「青少年インターネット環境整備法」及び「青少年インターネット環境整備基本計画」に基づき、関係省庁と一体となって青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境整備に向けた施策を推進しています。
青少年の非行や被害を防ぐためには
こども家庭庁では、少年非行問題をはじめ、青少年の健全な育成に大きな影響を及ぼす薬物や有害な図書類などの有害な環境から青少年を守るため、関係行政機関・団体と連携を図り、様々な取組みを推進しています。
- 少年非行対策への取組みについて
- 青少年の非行・被害防止全国強調月間
- 青少年の薬物乱用を防止するための取組み
- 青少年の被害を防止する取組み(準備中)
青少年の健全な育成のために
都道府県の青少年育成条例の制定状況を紹介しています。
最近の取組
青少年の安全で安心な社会環境の整備のため、以下のような取組をしています。
関連サイト
こども家庭庁設立以前(令和5年3月31日)までの情報は、国立国会図書館インターネット資料収集保存事業(WARP)にて保存されている内閣府のウェブページに掲載しています。