民間企業等と連携したライフデザイン支援推進事業
【目的・概要】
ライフデザイン支援推進事業は、若い世代が自らの将来設計(ライフデザイン)を行うことに企業等が関わり、支援することが当たり前に行われるようになり、ライフデザイン支援が社会全体に広がることを目指しています。本事業では、若い世代のライフデザインを支援する商品・サービスの情報を収集して掲載するとともに、実際にライフデザイン支援を実施することを後押しする「実証事業」を行います。
本事業において「ライフデザイン支援」とは、「ライフイベントに関して、自分自身の考えや見通しをあらかじめ整理するために必要な機会や知識等を提供すること」を指します。例えば、「今後の自分自身のライフイベントについて、主体的・自律的に自己決定するためのスキルを養う機会を提供すること」や「思い描いた自分自身の人生を実現できる・実現をサポートする環境(制度や仕組み等)を提供すること」もライフデザイン支援に含まれます。
【若い世代にライフデザインの機会を提供する商品・サービスの掲載】について
【応募資格】
民間事業者及びそれら複数の法人によるコンソーシアムとします。
【対象となる商品・サービス要件】
本業務において「若い世代にライフデザインの機会を提供する商品・サービス」として掲載を希望する商品・サービスは、以下の要件を満たすものとします。
【商品・サービスの対象】
若い世代のライフデザインを支援対象とするもの
(若手社会人を中心に、おおむね10代後半から30代前半までを指します)
【商品・サービスで扱う情報】
主に下表に例示するライフに係る情報を扱うもの、また、ライフと併せてキャリア(仕事)やファイナンス(お金)、スキルに係る情報を扱うもの。
(参考)扱う情報の例
必須 | ライフ | ライフイベント、ライフスタイル・暮らし方、私生活の充実、ウエルビーイングの向上、生き方の多様性、こころとからだの健康、出会い・結婚、妊活・妊娠・出産、育児、家事、介護、等 |
任意 | キャリア | ライフとキャリアの両立、働き方の多様性、リスキリング・学び直し、キャリアプラン・キャリアパス、等 |
ファイナンス | ファイナンシャルプラン、資産形成・運用、税制理解・制度活用、等 | |
スキル | 適切にライフデザインを行うためのスキル群(自己認知力・自己理解、自己決定力・自己効力感、レジリエンス、課題解決力、情報収集力、向上心・探求心、協調性・関係構築力、他者受容性、情報整理・思考整理力、等) |
【実証事業】について
【応募資格】
民間事業者及びそれら複数の法人によるコンソーシアムとします。
【採択対象事業】
本事業では、以下の2種類の取組を募集し、採択します。
a) プロジェクト型
ライフデザイン支援に関する課題把握(アンケート調査等の実態調査、等)、機運醸成(講演会等)、ライフデザイン支援商品・サービスの開発・改良、ライフデザイン支援の実施までの、ライフデザイン支援に係る全ての取組を対象とする。
ただし、対外的な活動を伴わない、単なるアンケート調査のみ、ライフデザイン支援商品・サービスの開発・改良のみ、といった取組は対象外とする。
b) トライアル型
自団体の従業員等へのライフデザイン支援の実施を対象とする。
【採択件数・上限費用】
類型 | 件数 | 上限金額(税抜) | 参考:対象経費 | |
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プロジェクト型 | 推薦テーマ | 若干数 | 800万円 | 人件費、事業費、再委託費、等 |
その他 | 若干数 | 500万円 | ||
トライアル型 | 10件程度 | 100万円 | 事業費のみ |
※その他事業の詳細、公募要領、またお問い合わせ先や応募書類の送付先(事務局)等については、こちらの特設サイトをご覧ください(若い世代のライフデザイン支援推進事業特設サイト)。