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トライ!保育(幼児クラスの遊び)
手作り玉入れ
- 年齢:3~5歳児
- 準備するもの:新聞紙、虫網、カゴを立てる棒、マット
- 遊び方:新聞紙を丸めて玉を作り、棒に虫網をくくり付けたカゴに向かって投げる。
- 遊びのきっかけ:「テレビで見た玉入れ遊びをやってみたい!」という、こどもの発案。
- 遊びの工夫:カゴに代わるもの、玉になるものなどを園にある用具や廃材から探してきて、友達と協力しながら作る。
- こどもの様子:玉入れ遊びをスムーズに進めるために、投げる位置、順番に並ぶなどのルールをつくり、玉を投げる・拾う・手渡すなどの役割も分担する。
- 保育のヒント:こどもの自由な活動を見守りつつ、違う材料で玉を作ることを提案したり、カゴの高さや向きを変えて難易度を上げるなど、遊びの広がりを支えるとGood!
大なわでなわとび・つなひき
- 年齢:3~5歳児
- 準備するもの:大なわ
- 遊び方:柵に大なわを結び、こどもたちがジャンプ! つなひきは2チームに分かれて、かけ声をかけながら大なわを引っ張る。
- 遊びのねらい:体を大きく動かす遊びとして取り入れ、体を動かす気持ちよさを感じる。
- こどもの様子:なわとびがうまくできない年下の友達に「じゃあ、ヘビにしよう」と声をかけて、ニョロニョロとなわを左右に動かすなど、思いやりの気持ちから新たな遊びが誕生!
- 遊びの工夫:つなひきでチームに分かれる際は、「先生対こどもたち」「小さいこどもと大きいこどもでチームになる」など、こどもたちのアイデアを取り入れる。
- 保育のヒント:それぞれの楽しみ方を大切に、ルールをこどもたち自身が考えるように促すことで、遊びの幅が広がる。
サンドアートのお城作り
- 年齢:3~5歳児
- 準備するもの:砂、水、大小のバケツなど(底を抜いた容器)、大小のスコップ、汚れてもよい衣服、体を拭くためのタオル
- 遊び方:砂を入れたバケツに水を足し、踏んで固めて、ひっくり返して型抜きをし、お城を作る。
- 遊びのきっかけ:お城のサンドアートの動画を見たこと。
- 遊びの工夫: みんなで動画を見て作りたいお城のイメージを共有する。分担しながら進める。
- こどもの様子:張り切って声をかけ合って他の子と協力する、黙々と砂に向き合う、見様見真似で挑戦するなど様々。最後は大きな砂のお城ができて大喜び。
- 保育のヒント:こども一人一人が個性を発揮できるようにそばで見守る。こどもだけでは難しいところは一緒に考えよう!
田んぼで泥んこ遊び
- 年齢:3~5歳児
- 準備するもの: 汚れてもよい衣服、体を拭くためのタオル、スコップやバケツなどの玩具
- 遊び方:田植え前の田んぼに入り、普段とは違うダイナミックな泥んこ遊び!
- 遊びのねらい:自然の中で思い切り体を動かし、五感をたっぷり使う。心も体も解放!
- 遊びの工夫: 足先だけ田んぼに入れてみたり、いきなりダイブして全身泥に浸かったり、泳いだりなど、それぞれのペースで遊ぶ。
- こどもの様子:田んぼに到着する前は「入ろうかな」「やめようかな」と不安そうにしていたこどもも、いざ広い田んぼを目の前にすると興味津々で飛び込んでみる!
- 保育のヒント:近隣の自然公園内の田んぼを利用させてもらうため、園や保育士と地域とのつながりがとても大切。
スリル満点、園庭の手作りウォータースライダー
- 年齢:3~5歳児
- 準備するもの: ビニールシート、浮き輪、板、水
- 遊び方:園庭の斜面にビニールシートを広げ、水を流しながら坂を滑り降りるウォータースライダーをする。
- 遊びのきっかけ:大きなプール施設にあったウォータースライダーを再現したく、どうしたら勢いよくシューッと滑べることができるか、こども同士で話し合いを重ねる。
- 遊びの工夫:浮き輪を使うアイデアを思いつき、試してみたら大成功! もっとスリリングなスライダーに挑戦したくなり、ビニールシートに水をため、水たまりに板を立てかけたミニスライダーを“発明”。
- こどもの様子: 浮き輪に座った友達を押す係、タイミング良く水を流す係など、役割分担しながら繰り返して遊ぶ。
- 保育のヒント:転ぶ子がいないか安全に配慮しながらも、こどもたちの「やりたい」ことの実現に寄り添う。
小麦粉粘土でピザ作り
- 年齢:3~5歳児
- 準備するもの: 小麦粉、水、タライ、トレー、ビニールシート、粘土板、乾燥パスタ、葉っぱなど(装飾用)
- 遊び方:タライに小麦粉と水を入れてこねて小麦粉粘土を作り、ビニールシートの上で踏んでピザ型に伸ばす。葉っぱを並べて装飾する。
- 遊びのねらい:小麦粉粘土は幼児にも扱いやすく油粘土や紙粘土とは違う感触。イメージをふくらませて作品作りをするのにピッタリ。こねたり丸めたり伸ばしたりすることで、手指の発達を促すことにもつながる。
- 遊びの工夫:友達と協力して作業を進め、よりリアルなピザになるよう、自分たちで考えて園庭で摘んだ葉っぱで装飾。
- こどもの様子:本物に近づけるために、生地の端に厚みを残して「ピザの耳」も再現し、おいしそうなピザが完成!
- 保育のヒント:途中で「おいそうなピザだね」「上手にできてるね」などの声がけを。さらにやる気がでるはず!
紙粘土で恐竜の住む世界作り
- 年齢:3~5歳児
- 準備するもの: 絵の具、紙粘土、筆、ビニールシート
- 遊び方:紙粘土で火山や恐竜などを作る。乾いたら色を塗って、恐竜の住むリアルな世界を再現する。
- 遊びのきっかけ:紙粘土で恐竜の住む世界を作り、色を塗ることを楽しみに待っていた。その翌週、友達と協力しながら紙粘土に色をつけた。
- 遊びの工夫:「海は何色?」「うーん、海色」「青と緑を混ぜてみたら?」と、イメージにピッタリな色を探す。
- こどもの様子:「こっちを塗って」「僕はこっち塗るね」などと話しながら作業。友達同士で意見を出し合い、イメージを共有しながら作ることで、みんなで協力し合う楽しさに気付く。
- 保育のヒント:紙粘土遊びで終わりにするのではなく、色を塗ることでこどもたちがイメージするリアルな世界が表現できる。
色の不思議が楽しい!染め紙でブーケ作り
- 年齢:3~5歳児
- 準備するもの: キッチンペーパー、絵の具、ピンチハンガー(作品を乾かすため)、ハサミ、ゴム(ブーケを束ねるため)
- 遊び方:キッチンペーパーを小さく折って、それぞれの角にピンクや青、緑などの色を染み込ませて染め紙を作る。しっかり乾かした後に一枚一枚折って束ねれば、きれいなブーケの完成!
- 遊びのねらい:染み込み具合で色が混ざったり重なったりする「染め紙」作りを楽しむ。キッチンペーパーの染め紙を交互に折る作業は、手指を細かく動かす経験になる。
- 遊びの工夫:出来上がったブーケは、お世話になった人に「ありがとう」の気持ちを込めて贈る。
- こどもの様子: 「もう少しピンクにしたい」「あれ?黄色が消えて全部緑になっちゃった」など試行錯誤しながら染め紙を作り、渡した人が喜ぶ顔を思い浮かべて根気よく取り組む。
- 保育のヒント:色の不思議を発見しながら、「染める、折る、感謝の気持ちを込める」をこどもたちと一緒に!
積み木の円柱ドーム
- 年齢:3~5歳児
- 準備するもの: 積み木、段ボール
- 遊び方:積み木を使い、自由な発想でものづくり。
- 遊びのねらい:1人で集中してイメージを形にする楽しさ、友達と協力して大きな作品を作る楽しさを体験。
- 遊びの工夫:5歳児は、みんなで中に入って遊べる大きなサイズの円柱ドームを作ることに。こどもたちの発案で入り口には段ボールのドアを設置。
- こどもの様子:出来上がりのイメージを共有し、規則性を意識しながらみんなで力を合わせて丁寧に積み木を積んでいく。大きな作品を仕上げた達成感に大満足!
- 保育のヒント:こどもたちが積み木遊びに没頭できる環境づくりが大事。
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