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トライ!保育(乳児クラスの遊び)

落としたり見立てたりのボール遊び

落としたり見立てたりのボール遊び

落としたり見立てたりのボール遊び

  • 年齢:0歳
  • 準備するもの:ボール(乳児が握りやすいサイズ)、ペットボトルで作った玩具(保育士の手作り)
  • 遊び方:危なくないようにテープで保護したペットボトルの手作り玩具にボールを入れ、下から出てくるのを楽しむ。ボールを身近な生活用具に見立てて遊ぶ。
  • 遊びのねらい:ボールをつかんだり、放ったりしながら、手指の使い方を身に付ける。保育士と一対一でコミュニケーションを取りながら、やり取りの楽しさを感じる。
  • 遊びの工夫:「ボールを握る・放す」など、こどもができるようになった動作に合わせた玩具を保育士が準備する。うまくボール落としに入ったら、「上手ね」と声をかけ、サイズの違うボールでも挑戦できるようにする。
  • こどもの様子:下から出てくることに気付くと、何度もボールを落として楽しんでいる。時には保育士が電話で話すふりをすると、握ったボールを耳に当てて真似る。
  • 保育のヒント:ボールひとつでいろいろな遊びが生まれる。声をかけながら一緒に楽しもう。

秋の自然遊び、落ち葉で遊ぼう

秋の自然遊び、落ち葉で遊ぼう

秋の自然遊び、落ち葉で遊ぼう

  • 年齢:0~2歳児
  • 準備するもの:スコップ(落ち葉を集めるための玩具)
  • 遊び方:たくさんの落ち葉を集めて遊ぶ。
  • 遊びのねらい:秋を感じ、自然に親しむ。落ち葉の形や音、手触りに気付く。
  • 遊びの工夫: 園庭や公園の「枯葉ゾーン」で、地面が見えないほどの落ち葉の上で歩いたり寝転んだり、スコップを使って落ち葉をすくったり触ったりして、落ち葉の感触や音も楽しむ。
  • こどもの様子:スコップで落ち葉をすくい、「はい、どうぞ」と保育士に差し出す子、そんな友達の動きを真似る子もいて、秋の自然物でのおままごとが始まる。保育士や友達のすることに興味を示し、真似をして遊ぶ。
  • 保育のヒント:落ち葉を両手いっぱいに持ち、高く投げる「落ち葉シャワー」をすると、こどもたちは大喜び!

全身で楽しむ水遊び

全身で楽しむ水遊び

全身で楽しむ水遊び

  • 年齢:0・1歳児
  • 準備するもの: タライ、ジョウロ、玩具、ビニール袋、レジャーシート、体を拭くためのタオルなど
  • 遊び方:ジョウロから出る水に触ったり、タライに足を入れたりして、全身で水と楽しく触れ合う。
  • 遊びのねらい:水の冷たさや感触を通して豊かな感性を育む。水ぶくろで水の音や重さを感じる。
  • 遊びの工夫: ビニール袋に水を入れた水ぶくろを用意すると、叩いて音を出す、持ち上げて重さを感じる、足を乗せて揺らしてみるなど、さまざまな遊び方が生まれる。
  • こどもの様子:水に慣れてくると、手を出して水に触れたり、お気に入りの玩具を水に浮かべたり、タライに入ってバシャバシャしたりと全身で水とたわむれ楽しそう!
  • 保育のヒント:乳児クラスではタライに浅く水をため、安全に配慮しながら遊ぼう。

五感を刺激する寒天遊び

五感を刺激する寒天遊び

五感を刺激する寒天遊び

  • 年齢:0歳児
  • 準備するもの: タッパー、食用色素を使った寒天、手を拭くタオル
  • 遊び方:口に入れても安心な色とりどりの寒天を触って自由に遊ぶ。
  • 遊びのねらい:色の違いや、冷たさ、トロっとした感じなど初めての感触を楽しむ。
  • 遊びの工夫:指先を器用に使ってつまんだり、豪快に両手でにぎにぎしたり、上から落として「ぴちゃ」と音が鳴るのを楽しんだり、次第に遊び方が積極的になっていく。
  • こどもの様子:言葉は出なくても、真剣な表情や笑顔、しぐさなどで「楽しい!」を存分に表現!
  • 保育のヒント:0歳児にとっては初めて出会う寒天の手触り。感触に驚く子もいるので、「まずはのぞき込んでごらん」「少しだけ、つついてみたら?」など声をかけながら応援を!

いろいろな色でお絵かき

いろいろな色でお絵かき

いろいろな色でお絵かき

  • 年齢:1・2歳児
  • 準備するもの:模造紙とクレヨン(1歳児)、画用紙と水性マーカー(2歳児)
  • 遊び方:好きな色で、自由に描く。
  • 遊びのねらい:試行錯誤しながら表現を楽しみ、色の違いに興味をもつ。
  • 遊びの工夫:1歳児は握りやすいクレヨンを使い、大きな紙に絵を描く。ペンを持つことができるようになった2歳児は水性マーカーで画用紙に描くようにし、クレヨンとは違う発色や描き心地を経験する。保育士が「どんな色が好き?」と聞くことで、こどもが「あお」「きいろ!」など好きな色を教えてくれて盛り上がる。
  • こどもの様子:1歳児は色の名前を声に出して、色の違いに興味をもつ。友達と好きな色が一緒だと嬉しそう! 2歳児は描き方が上達して、絵にストーリーを生み出したりする。
  • 保育のヒント:紙に色を塗った後にいろいろな形に切ってあげると、のりで貼ったりして楽しめる。

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