令和6年度ヤングケアラー相互ネットワーク形成推進事業の公募について
ヤングケアラーは、年齢や成長の度合いに見合わない重い責任や負担を負うことで、本人の育ちや教育に影響があるといった課題があります。しかし、家庭内のデリケートな問題であることや、本人や家族に自覚がないといった理由から、支援が必要であっても表面化しにくい構造となっています。 そのため、ヤングケアラーの孤独・孤立を防ぎ、継続した相談・支援体制を構築することが必要です。
また、本年6月に公布された子ども・若者育成支援推進法の改正に伴い、ヤングケアラー支援が法制化されました。関係機関等は、ヤングケアラーに対する必要な支援が早期かつ円滑に行われるよう、相互に連携を図るとともに、必要な支援を継続的に行うよう努める必要があります。さらに、支援対象の年齢がおおむね30歳未満（状況等により40歳未満）とされたことから、18歳前後での切れ目ない支援が重要となっております。
本事業は、こうした法改正の趣旨も踏まえつつ、民間団体等で全国規模のイベントやシンポジウム等を開催し、
地域ごとの当事者、支援者同士の相互交流を促すことにより、ヤングケアラーの相互ネットワークの形成を図ることを目的としております。この度「令和6年度ヤングケアラー相互ネットワーク形成推進事業」を公募することになりましたのでお知らせいたします。
公募要領
応募書類提出期限
令和6年8月8日（木）14時必着
交付要綱
- 令和6年度ヤングケアラー相互ネットワーク形成推進事業費補助金交付要綱（現在、作成中）