こども家庭庁における不登校対策
不登校のこどもへの支援については、これまでも文部科学省による取組が進められてきました。不登校の背景には、様々な事情が複雑に関係している場合があるため、学校・教育委員会による取組に加え、医療・福祉などの関係機関とも連携し、地域全体で不登校のこどもへの支援を行っていきます。
概要
不登校の状況
令和5年度の小・中学校における不登校児童生徒数は約34.6万人で、11年連続で増加し、過去最多となっています。
小・中学校における不登校の状況について(PDF/313KB)
国における不登校対策
不登校対策については、「義務教育の段階における普通教育に相当する教育の機会の確保等に関する法律(教育機会確保法)」(平成29年法律105号)に基づき、こどもの学びの支援の観点から文部科学省、教育委員会などの学校設置者や学校において取組が進められています。
近年、不登校児童生徒数が増加している状況を踏まえ、令和5年には、文部科学省が「誰一人取り残されない学びの保障に向けた不登校対策(COCOLO プラン)」を取りまとめ、こども家庭庁も文部科学省と連携し、こどもの育ち支援・子育て支援の観点から不登校対策に取り組んでいます。
不登校に関する施策(文部科学省ホームページ)
こども家庭庁の取組
- 地域における不登校のこどもへの切れ目ない支援
首長部局において、不登校のこどもや保護者への支援メニューの開発・実証や、支援体制を構築するためのモデル事業を実施します。
地域における不登校のこどもへの切れ目ない支援事業について
相談できる窓口
文部科学省ホームページには、各都道府県等における不登校に関する相談窓口一覧を掲載しています。
不登校に関する地元の相談窓口(文部科学省ホームページ)