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転落・転倒事故

大人用ベッドやソファからの転落

(0歳~1歳くらい)

<注意ポイント>

  1. こどもは寝ている間も寝返りをしたり、動きまわったりして、ベッドから転落し、頭部などにけがをすることがあります。軟らかすぎるクッションなどは窒息のおそれがあるため、転落防止のためであっても周りに置かないようにしましょう。
  2. 寝かしつけの時に、添い寝をすることは多いと思いますが、2歳になるまでは、できるだけ大人用ベッドは使わないようにしましょう。またソファで寝かせないようにしましょう。

ベビーベッドやおむつ替えの時の台からの転落

(0歳~1歳くらい)

<注意ポイント>

  1. ベビーベッドを使用する時は、常に柵を上げて使用しましょう。
  2. ベビーベッドやソファ、施設にあるおむつ交換台などの高さのある場所でおむつ替えをする時は、事前に準備し、片付けやゴミ捨てはこどもを降ろした後にしましょう。備え付けのベルトを使用しても確実な転落防止にはなりません。

椅子やテーブルからの転落

(0歳~1歳くらい)

<注意ポイント>

  1. 椅子やこども用ハイチェアの上で立ち上がったり、座ってテーブルを蹴ったりさせないようにしましょう。
  2. ハイチェアの安全ベルトは、必ず締めましょう。
  3. 椅子で遊ばせないようにしましょう。

階段から転落、段差での転倒

(0歳~1歳くらい)

<注意ポイント>

  1. ハイハイをする頃から、階段からの転落が起きるので、転落防止の柵を付けて、閉め忘れのないようにし、こどもが開けられないようにロックを掛けましょう。
  2. 玄関の段差での転倒や、そのほかにつまづきやすい段差がないか注意しましょう。

べランダなどからの転落

(1歳以上)

<注意ポイント>

  1. ベランダをこどもの遊び場にしないようにし、こどもだけでベランダに出ないよう注意しましょう。
  2. ベランダから身を乗り出すと転落する危険があることを教えましょう。
  3. ベランダに植木鉢、椅子などの踏み台になるものを置かないようにしましょう。エアコンの室外機は手すりから60cm以上離して設置するか、上からつるしましょう。
  4. こどもだけを家に残して外出することは避けましょう。

窓や出窓からの転落

(1歳以上)

<注意ポイント>

  1. 窓に補助錠やストッパーをつけて、大きく開かないようにしましょう。
  2. 窓の近くにベッドやソファーなど踏み台になるものは置かないようにしましょう。
  3. 網戸に寄りかかると破れて転落するおそれがあるので、窓を開ける幅を制限できない場合は、網戸に寄りかかれないよう柵を設置しましょう。

抱っこひも使用時の転落

(0歳~1歳くらい)

<注意ポイント>

  1. 抱っこひもの使用時に、物を拾うなどで、前にかがむ際は、必ずこどもを手で支えましょう。
  2. おんぶや抱っこをする時や、降ろす時は、低い姿勢で行いましょう。
  3. バックル類の留め具や、ベルトのゆるみ、こどもの位置など、取扱説明書を読んで、正しく使用しましょう。

ベビーカーからの転落

(0歳~2歳くらい)

<注意ポイント>

  1. ベルトは必ず、正しくしっかりと締めましょう。
  2. 段差に引っかかったり、重い荷物をぶら下げていることでバランスを崩したりして転倒することがあるので、注意しましょう。
  3. ベビーカーで電車やバスに乗る時は、周囲の状況に注意し安全を確認しましょう。

ショッピングカートからの転落

(1歳~2歳くらい)

<注意ポイント>

  1. ショッピングカートの上にこどもを立たせたり、ショッピングカートで遊ばせたりしないようにしましょう。
  2. ショッピングカートの幼児用座席以外にこどもを乗せないようにしましょう。
  3. 注意表示等をよく確認して、安全に使用しましょう。

遊具(すべり台、ジャングルジム、ブランコなど)からの転落

(2歳以上)

<注意ポイント>

  1. 施設や遊具の対象年齢を守って、遊ばせましょう。
  2. 6歳以下のこどもは、大人が付き添い、目を離さないように注意しましょう。
  3. ひもやフードのない服装で遊ばせましょう。
  4. かばんは置いて、水筒やマフラーなど引っかかる物は身に付けないで遊ばせましょう。
  5. 遊具ごとの使い方を守らせ、ふざけてほかのこどもを突き飛ばさせないように教えましょう。

ペダルなし二輪遊具、キックスケーター等で転倒

(2歳以上)

<注意ポイント>

  1. こどもが足で蹴って進むペダルなし二輪遊具や、キックスケーターは、道路交通法上、交通量の多い道路では使用できません。
  2. 必ずヘルメットや膝・肘にプロテクターを着用させ、いつでも止まれる速度で使用するなど、正しい乗り方を教えましょう。
  3. 坂道や転落の可能性がある場所、濡れて滑りやすい場所などでの走行も大変危険ですので絶対にやめましょう。