学院の概要

1.目的

国立きぬ川学院は国立児童自立支援施設として、児童福祉法第44条に規定する不良行為をなし、又はなすおそれのある児童及び家庭環境その他の環境上の理由により生活指導等を要する児童であって、特に専門的な指導を要するものを入所させて、その自立支援を行い、あわせて全国の児童自立支援施設における児童の自立支援の向上に寄与することを目的としています。

2.沿革

昭和35年11月：国立女子教護院として国が設置 　
昭和36年3月：管理棟、寮舎、治療棟、炊事棟等竣工、児童の入所開始 　
昭和36年4月：開院式 　
平成10年4月：児童福祉法改正に伴い、国立児童自立支援施設となる 　
平成13年4月：さくら市立（旧氏家町）氏家中学校うの花分教室設置

3.所在地

〒329-1334 　
栃木県さくら市押上288番地 　
ＴＥＬ 028(682)2448（代表） 　
ＦＡＸ 028(682)3451

交通

• ＪＲ宇都宮線「氏家駅」下車タクシー10分
• ＪＲ宇都宮線「蒲須坂駅」徒歩25分
• 東北自動車道・矢板インターより約20分

4.施設・設備

敷地:76,757㎡(約23,000坪) 　
建物:10,568㎡ 　
本館804㎡、研修棟 632㎡、寮舎(6棟) 2,426㎡、自立寮 960㎡ 　
学習棟 633㎡、学齢児校舎 891㎡、治療棟 180㎡、車庫 203㎡、給食棟 832㎡ 　
体育館 892㎡、講堂 318㎡、職員宿舎(4棟) 1,015㎡、その他 782㎡

5.自立支援の内容

（1）寮舎（小舎夫婦制）

• 普通寮:4ヶ寮
• 自立寮:1ヶ寮
• 交替寮:2ヶ寮

（2）指導の内容

生活指導（日常生活を通じ、個別的、集団的自立支援） 　
学習指導

• 学齢児　「さくら市立氏家中学校うの花分教室」にて学校教育実施
• 年長児　年長児クラスにて、基礎学力、就労への準備学習等を実施退所間近の児童は専修科クラスにて、職場体験実習等により児童の社会的自立を支援

作業指導　環境整備、草花園芸、野菜、縫裁、調理実習

６．組織

院長 　
　庶務課 　
　調査課 　
　教務課 　
　医務課 　
　
　氏家中学校うの花分教室