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小倉大臣記者会見(令和5年4月21日)

小倉大臣記者会見要旨

(令和5年4月21日(金)8時35分から8時38分まで 於:衆議院本会議場中庭側)

1.発言要旨

冒頭に2点ございます。
まず1点目、本日の16時45分より、こども家庭審議会を開催いたします。

こども家庭審議会は、こども家庭庁設置法に基づき、諮問を受けた事項や自らが必要と考える事項について調査審議し、内閣総理大臣等に意見を述べる権限を持っています。お手元に配付の資料のとおり、委員には学識者の方々に加え、大学生から30代の若者・子育て当事者の7名の方々にも参加をいただいております。

今回はこども大綱、就学前のこどもの育ちに係る基本的な指針、こどもの居場所づくりに関する指針について諮問をする予定であります。

こどもや若者、子育て当事者の視点に立ち、「こどもまんなか社会」の実現に向けて、審議を進めていただくことを期待しております。詳細はこども家庭庁にお問い合わせをください。

2点目です。5月2日、来月2日火曜日の16時半から、こども家庭庁内の「こどもまんなかひろば」で、こどもまんなかイベントを開催いたします。ゴールデンウィークにあたり、こどもたちや子育て当事者の方々、更にサポートしてくださる方々に、「こどもまんなか社会」について分かりやすくお伝えをするイベントとして、吉本興業の御協力のもと実施いたします。
 
当日は、こどもまんなかひろばだけではなくオンラインでも、こどもたちや子育て当事者の方々などに御参加をいただく予定です。

また、その模様はこども家庭庁と吉本興業、それぞれのYouTubeチャンネルで配信させていただきます。
 
イベントにおきましては、「こどもまんなか社会」についてタレントと一緒に楽しみながら理解を深めつつ、ビデオメッセージの披露も予定しております。詳細につきましてはこども家庭庁までお問い合わせください。以上です。

2.質疑応答

(問)こども家庭審議会の委員に関して伺います。こどもや若者の意見を反映するために、委員の選定で重視したことを教えてください。

(答)少し先ほどと重複してしまいますが、こどもまんなか社会の実現に向けて何よりも大切なのは当事者の意見を聴き、それをしっかりと受け止め、実際に政策に反映させることだと考えております。このため、こども家庭審議会の委員選定におきましては、こども政策に関して深い見識を有する有識者を多数任命させていただくとともに、大学生から30代の若者・子育て当事者の方々7名にも御参画いただき、こどもや若者、子育て当事者の視点に立った調査審議をしっかり進めていただけるようにいたしました。
本日から審議会の議論がスタートいたしますが、「こどもまんなか社会」の実現に向けて、こども、若者、子育て当事者などの意見をしっかり聞きながら、丁寧かつ充実した調査審議を進めていただけるものと確信いたしております。

(問)共生担当大臣としてお伺いします。LGBT対応について、今、他の国や当事者団体からも期待が高まっているかと思います。
今後の対応方針、また、今、党の方でも議法について進んでいると思いますけれども、それ以外にも政府として対応し得る検討があり得るのかどうか、お聞かせいただけますでしょうか。

(答)様々な関係者が、様々な発信をされていることは承知しておりますが、一つ一つのコメントはまず差し控えさせていただきたいと思います。
LGBT理解増進法案につきましては、これも従来から申し上げておりますとおり、議員立法の法案として超党派の議連の議論の結果、策定され、現在同法案の提出に向けた準備が進められていると承知しております。
政府といたしましては、まずは、こうした議員立法の動きを尊重しつつ、見守っていきたいと考えております。
いずれにいたしましても、多様性が尊重され、全ての人々がお互いの人権や尊厳を大切にし、生き生きとした人生を享受できる社会の実現に向けて、私も共生担当大臣として、引き続き様々な国民の声を受け止め、しっかり取り組んでいきたいと思っております。

(以上)