三原大臣記者会見(令和7年1月10日)
三原大臣記者会見要旨
(令和7年1月10日(金)9時35分から9時38分まで 於:中央合同庁舎8号館1階S103会見室)
1.発言要旨
冒頭、私から1件ご報告がございます。
交通安全対策担当の大臣として報告をさせていただきます。
本日の閣議におきまして、前年の交通事故死者数について報告し、「交通安全対策の推進」について、閣僚の皆様に対し、協力をお願いいたしました。
昨年、交通事故の発生から24時間以内に亡くなられた方の数は2663人と、一昨年より15人減少し、2年ぶりの減少となりました。この結果は、国民の皆様のご協力の賜物と、国を挙げて交通安全対策に取り組んだ成果であると考えております。
しかしながら、一方で高齢者の死者数は、一昨年より47人増加しており、高齢者の事故防止対策の更なる強化が求められます。
政府においては、令和7年までに24時間死者数を2000人以下とするという目標を掲げて取り組んでいるところでございますが、交通事故でお亡くなりになる方が、お一人でも少なくなるように、一層の努力が必要であると認識しております。
交通事故のない社会の実現を目指し、「人優先」の交通安全思想を基本とし、関係機関・団体と連携して、高齢者及びこどもの安全確保、歩行者及び自転車の安全確保と遵法意識の向上、生活道路における安全確保などの視点を重視した、総合的な交通安全対策を着実に実施してまいりたいと思っています。
2.質疑応答
(問)最後、総合的な交通安全対策を進めていかれると言われたと思うのですが、具体的にどういったことをされるのかお伺いできればと思います。
(答)減少した要因につきましても、様々関係省庁と連携して、今後これを分析していくこととしております。その結果を踏まえて、効果的な対策というものを講じてまいりたいというふうに思っております。
(問)現段階で具体的に決まっているものはございますでしょうか。
(答)いえ、分析の結果を見て、ということであります。
(以上)