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加藤大臣記者会見(令和6年9月17日)

加藤大臣記者会見要旨

(令和6年9月17日(火)9時33分から9時38分まで 於:中央合同庁舎8号館1階S103会見室)

1.発言要旨

冒頭、私からは特に報告することはございませんので、質疑に入っていただければと思います。

2.質疑応答

(問)先週、優生保護法の継続訴訟の和解ということで、大臣は改めて原告の方々とお会いをしまして、最後に一人ひとりにお声もかけていらっしゃったかと思うのですけれども、どういうお気持ちで調印式に臨まれたのか、また原告の方々にどのようなお言葉をかけれられたのか、改めて教えてください。

(答)合意書の締結をさせていただいたわけでありますけれども、私からは改めて、先達て当事者の方々から直接お話を伺った時のことを思い返しながら、被害に遭われた皆さま方のこれまでのご経験に思いをいたしながら、合意書の締結、調印をさせていただいたところでございます。
その思いから、最後お一人お一人に声をかけさせていただいた時も、遠くからお越しになってくださった方々もおられましたので、それについての感謝の気持ちと、これからも真摯に向き合って対話を続けさせていただきたいという思いを伝えながら会場を退席させていただいたところでございます。
これからも、被害者の皆様にしっかり向き合いながら、しっかりとこのような事態が二度と繰り返されないように、全ての国民の皆様が、疾病や障害の有無によって分け隔てられることなく、相互に人格と個性を尊重しながら共生する社会の実現、これに政府としてしっかり力を尽くしてまいる所存でございます。

(問)旧優生保護法の新法ついてですけれども、超党派で議論が始まっていたりとか、各党でも話し合いが始まっていますが、これに向けての大臣の意気込みとか、また残る課題などについて、どういうふうに思われているのか、その辺りを教えていただきたい。

(答)新たな補償の枠組み、仕組みにつきましては、総理から7月、小泉大臣と私に対して、「新たな補償の仕組みの具体的な内容について、先日の原告団等との面会で述べた基本方針に沿って早急に結論が得られるよう、議員立法の提出に向けて取り組んでいる超党派の議員連盟との検討・調整を加速」するようにというご指示があったところでございます。
12日にも改めて総理から、「超党派議連、それから関係省庁との調整、これを加速化して全力を尽くしてほしい」とのご指示をいただいておりますので、新たな補償の仕組みにつきましては、超党派議連の先生方や関係省庁としっかり連携をしながら取り組んでまいりたいと、このように考えているところでございます。
可能な限り早急に結論を得ることが被害に遭われた皆様にとっても大切なことかというふうに思っておりますので、速やかに対応を進めてまいりたいと考えております。

(以上)