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三原大臣記者会見(令和7年8月8日)

三原大臣記者会見要旨

(令和7年8月8日(金)10時49分から10時53分まで 於:こども家庭庁記者会見室)

1. 発言要旨

おはようございます。冒頭私から2件ご報告がございます。

8月11日から13日にかけて、APEC女性と経済フォーラムに出席するため、韓国・仁川を訪問いたします。また、仁川において、関係国要人との会談等も予定をしているところでございます。詳細につきましては、内閣府男女共同参画局までお問い合わせいただきたいと思います。

続きまして、昨日開催いたしました「第8回インターネットの利用を巡る青少年の保護の在り方に関するワーキンググループ」において、「課題と論点の整理」が取りまとめられました。この中では、検討の基本的方向性を示すとともに、各論点について、主務府省庁や関係府省庁を付した上で整理をしております。今後、政府全体として、論点ごとに、「今すぐ対応できるもの」、そして「対応に当たって一定の検討期間が必要であるもの」を整理した上で、工程表を作成し、できるものから速やかに着手してまいりたいと考えております。

また、こうした取組を着実に進めるとともに、進捗管理等を行うため、本日、こども家庭庁が中心となって関係府省庁連絡会議を設置いたします。各府省庁に対し、論点ごとの工程表作成を要請する予定でございます。

政府としては、こども家庭庁が司令塔となり、関係府省庁が一丸となって、青少年がインターネットを安全に、安心して利用できる環境の整備に向けて、「課題と論点の整理」に基づき、法制的な対応も含めて、着実に議論を進めてまいります。詳しくはこども家庭庁安全対策課にお問い合わせください。

2. 質疑応答

(問)来週8月15日の終戦の日につきまして、三原大臣は靖国神社に参拝や真榊の奉納などのご予定がありましたら教えていただけますでしょうか。

(答)靖国神社への参拝や真榊の奉納を予定しておりません。

(問)石破総理大臣が一昨日、被爆者団体との面会で発言した「原爆資料館のこども向けの展示室の増設」について、日を同じくして大臣が視察された「国連を支える世界こども未来会議」の感想も踏まえて、所感をお聞かせください。

(答)お尋ねの被爆者団体との面会での総理のご発言は報道等で承知をしております。私も6日、大阪・関西万博におきまして、こども家庭庁の省庁連携催事として開催されました、「国連を支える世界こども未来会議」に参加をいたしました。
この会議では、広島への原爆投下から80年目の8月6日に合わせて、世界のこどもたちが平和について考え、平和な世界を作っていくためのアイデアを集めた「ピースコミュニケーション宣言」がとりまとめられ、これに私も見届け人として署名をさせていただきました。
これを受けて、改めてこども政策を担当する大臣として、また大人の一人として、こどもたちの平和を願う切実な思いを受け止め、平和な世界を目指していく責任を強く感じたところでございます。
加えて、平和な世界を実現していくためにも、今回の「国連を支える世界こども未来会議」のように、こどもたち一人ひとりが世界の平和について考える機会を持つことの重要性も改めて感じたところであります。

(以上)