三原大臣記者会見(令和7年2月7日)
三原大臣記者会見要旨
(令和7年2月7日(金)9時20分から9時23分まで 於:中央合同庁舎8号館1階S103会見室)
1.発言要旨
冒頭、私から報告1件ございます。
本日、2月7日17時15分より、第2回「孤独・孤立対策推進会議」を開催いたします。
この推進会議は、孤独・孤立対策を政府一体となって推進するに当たり、関係行政機関相互の調整等を促進することを目的に開催するものであり、私が議長を務めます。
今回の会議では、「孤独・孤立対策の令和7年度予算案・令和6年度補正予算」や、「孤独・孤立対策重点計画」を議題といたします。
政府におきましては、これまでも孤独・孤立対策推進法及び重点計画に基づき、対策を進めてまいりましたが、今後、更に対策を充実させるため、重点計画のアップデートを含め、取組をしっかりと前に進めていくことが重要です。
先月の、被災地能登における地域の交流の場ですとか、また藤沢市の多世代交流型の居場所・アパートの視察などで改めて実感いたしましたが、孤独・孤立は誰にでも起こり得る身近な問題であり、単身世帯の増加などを背景として一層深刻化する懸念があるとの認識の下、議長として、政府一丸となって孤独・孤立対策を充実させていくための有意義な会議としてまいりたいというふうに考えております。詳細につきましては、事務方にお尋ねをいただきたいと思います。
2.質疑応答
(問)読売新聞社と講談社は、全国で書店が衰退し、無書店エリアが拡大している現状に歯止めをかけたいと、書店の活性化へ向けた提言を共同で発表しました。本に触れる機会が減る中、こどもの「読書離れ」も指摘されていますが、こども政策を担当する三原大臣の提言への受け止めをお聞かせください。また、政府は経産省主導で書店活性化のアクションプランを策定されていますが、こども家庭庁として、どのように協力されるお考えかお聞かせください。
(答)読売新聞社と講談社の共同提言は承知しておりますが、「書店の活性化」について、現在、経済産業省の「書店振興プロジェクトチーム」において検討されており、所管外であるため、共同提言に対してコメントは差し控えたいと思います。また、ご指摘の「書店活性化プラン」は、経済産業省主導で取りまとめに向けて検討されているというふうに承知しております。こどもの健全な育成等の観点から、必要な協力を図っていきたいと存じます。
(以上)