加藤大臣記者会見(令和6年8月15日)
加藤大臣記者会見要旨
(令和6年8月15日(木)10時32分から10時36分まで 於:中央合同庁舎8号館1階S103会見室)
1.発言要旨
冒頭、私から報告することはございませんので、質疑に入っていただけたらと思います。
2.質疑応答
(問)昨日、岸田総理が総裁選への不出馬を表明されましたけれども、加藤大臣の受け止めをお願いいたします。
(答)昨日、岸田総理が総裁選への不出馬を表明されたことは承知してございます。
私としては、大変残念な思いでございますが、総理として大変重たいご決断をされたものと考えており、私としても総理ご自身のそのご判断を重く受け止めたいと考えております。
その上で、引き続き、岸田政権の一員として、こども・子育て政策をはじめ、自らの担務について、最後までしっかりと総理をお支えできるよう精一杯努めてまいりたいと考えております。
(問)ありがとうございます。
岸田総理は異次元の少子化対策を掲げて、昨年来様々な施策を打ち出して来られました。1年間ともに少子化対策に取り組む中で、印象的だった出来事やエピソードなどがあれば教えていただきたいです。
(答)この1年間、岸田総理のリーダーシップの下で、こどもや若者の視点に立った様々なこども・子育て政策を前に進めることができたと考えております。
特に、こども基本法に基づく我が国初の「こども大綱」や、約3.6兆円に及ぶ前例のない規模で政策強化を図る「加速化プラン」を盛り込んだ「こども未来戦略」などの新たな政府方針を閣議決定できたこと、また、「子ども・子育て支援法等の一部改正法案」ですとか、「こども性暴力防止法案」といった内閣の重要法案を今国会で成立させることができたことは、こども・子育て政策を進める上で大きな成果であったと考えております。
また、大臣就任以来、岸田総理からは、全てのこども・若者が身体的・精神的・社会的に幸福な生活を送ることができる「こどもまんなか社会」の実現に向け、全力で取り組むようご指示をいただいておりました。
その間、総理自ら、こども・若者や、子育て当事者、保育士の方々などから、直接お話を聞く機会を設けられるとともに、みなさまからのご意見を踏まえ、新たな政策に反映するなど、総理が先頭に立って「こどもまんなか社会」の実現に向けた取組を実践されておられたことが大変印象的でございました。
私自身も、常にこどもや若者、子育て当事者の視点に立って、総合調整権限を活用しつつ、司令塔として、政府全体のこども政策を推進するとともに、所管する施策の充実を図り、「こどもまんなか社会」の実現に引き続き最後まで力を尽くしてまいりたいと思います。
(以上)