三原大臣記者会見(令和7年10月3日)
三原大臣記者会見要旨
(令和7年10月3日(金)10時20分から10時23分まで 於:中央合同庁舎8号館1階S103会見室)
1. 発言要旨
私から本日は、ご報告はございません。
2. 質疑応答
(問)一昨日、10月1日に児童福祉法が改正され、保育士・保育所支援センターの整備や、保育所の職員による虐待の通報義務などが定められました。
こどもを取り巻く環境が急速に変わる中で、この改正がどのように作用するか、お考えをお伺いします。
(答)今年4月に成立した「児童福祉法等の一部を改正する法律」については、今月1日から一部が施行され、国家戦略特別区域に認められていた地域限定保育士制度の一般制度化のほか、潜在保育士の復職支援を行う「保育士・保育所支援センター」の法定化、保育所等の職員による虐待に関する通報義務の創設が行われたところです。
これらを通じ、保育人材確保の取組や、虐待を受けたこどもへの対応が強化されることで、保育の質の向上など保育現場の環境改善とともに、こどもに対する支援の充実に、大いにつながるものと考えています。
また、こども家庭庁としては、この法改正を契機として、自治体において積極的な取組がなされるよう、令和8年度概算要求では、保育士・保育所支援センターについては、更なる機能強化に向けて、メリハリのある財政支援や、保育所等での虐待防止については、虐待防止の指導等を行う都道府県等の専門人材の活用や必要な研修に対する財政支援を要求しております。
今回の法改正が保育現場で実効性を確保できるように、引き続き、必要な支援に取り組んでまいりたいと考えます。
(以上)