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三原大臣記者会見(令和7年4月15日)

三原大臣記者会見要旨

(令和7年4月15日(火)9時38分から9時40分まで 於:衆議院分館2F 第13委員室前)

1. 発言要旨

おはようございます。私から今日はご報告1件ございます。孤独・孤立対策として、2月に私の下に立ち上げました「安心・つながりプロジェクトチーム」について、本日午後に第4回の会合を開催いたしたいと思います。第4回の会合では、地域において、若者向けや多世代交流の居場所づくりを行っているNPO等からお話を伺うとともに、これまでの議論の「中間報告」を行い、今後の単身世帯・単身高齢世帯の増加を見据えて、現役世代を含めた単身高齢者等の孤独・孤立状態の予防に資する取組について議論することとしております。

また、先週、有識者によるワーキンググループの報告書が取りまとめられまして、死後一定期間を経過した後に発見されるような「孤立死」に関し、統計的な推計方法等が示されました。この「孤立死」の問題は、単身世帯の増加に密接に関連する課題でありまして、このワーキンググループの座長でもあります早稲田大学の石田先生から、概要をご報告いただく予定でございます。

こうした「孤立」の問題がある一方で、足元ではこどもの自殺者数が過去最高となり、特に若年層が「孤独」の問題を抱えていることが背景にあるのではないかとも指摘をされております。引き続き、「孤独感」が高い若年層へのアプローチを重視しつつも、生前において社会とのつながりを失い、孤立死に至ることを予防するため、社会的に孤立する方を1人でも減らしていくことも重要と考えております。

こうした観点も踏まえながら、プロジェクトチームにおいて精力的に議論を行い、本年夏頃に取りまとめができるように、しっかりと議論を深めてまいりたいと思います。プロジェクトチームの詳細につきましては、孤独・孤立対策推進室にお尋ねいただければと思います。私からは以上です。

2. 質疑応答

なし

(以上)