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三原大臣記者会見(令和7年10月7日)

三原大臣記者会見要旨

(令和7年10月7日(火)10時20分から10時26分まで 於:中央合同庁舎8号館1階S103会見室)

1. 発言要旨

私からご報告はございません。

2. 質疑応答

(問)今月4日に自民党の新総裁が選出されました。初の女性総裁となりますが、男女共同参画の担当大臣としての受け止めと新たな総裁へ期待することがあればお願いいたします。

(答)基本的には総裁選の結果についてコメントするということは差し控えたいと思いますが、自民党総裁に女性が就任ということで、画期的なことであり、女性活躍が更に加速していく契機となることを期待しています。

(問)同じく総裁選でお伺いします。高市新総裁は、自民党総裁選終了後のご挨拶の中で「馬車馬のように働いていただく」「私自身ワーク・ライフ・バランスという言葉を捨てる」とのご発言がありました。自民党議員に向けた挨拶だったとは思うのですけれども、政策を進める国家公務員の働き方にも影響する可能性があると感じたほか、特に子育て家庭に関しては波紋を広げるご発言だったのではないかと思います。こども政策担当相として、どのように新総裁の言葉を受け止められたかお聞かせください。

(答)私自身もその場におりましたが、自民党のその場の議員に向けた総裁としての決意を述べられたのかなと思いますけれども、いずれにしても、政府としては、特に仕事と子育てを両立する人生設計を望む若者が増加している中で、共働き・共育てを実現するため、ワーク・ライフ・バランスは極めて重要なものと考えております。その推進に、今後ともしっかり努めてまいりたいと考えております。

(問)知人の学校の先生に聞いたら、小学校の先生方の多くが、初めて日本のトップが女性になったということでクラスルームで話題にしているようです。女性の大臣であられる三原先生にとっても、率直にインパクトはどれぐらいのものだったのか伺いたいです。女性初の総理ということで、しかも門閥も関係なし。そういう意味ではすごいことだと思うのですが、こどもへの影響も含めて計り知れないと思うのですが、どうお考えになるか伺いたい。

(答)先ほどお話した通り画期的なことでありますし、女性活躍を加速する契機となることを期待しています。ただ、重要なことは、一部の女性だけがリーダーになっていけるということではなく、どのような女性もその能力を生かして活躍していける男女共同参画社会を実現する。これが大切なことだというふうに考えております。各界各層の意思決定層に女性を増やしていくこと、固定的な役割分担意識の解消をはじめとして、女性に偏っている家事・育児・介護負担の改善や女性の健康支援、管理職・役員へと育成するためのキャリア形成支援、経営層の意識改革等、こういったことを着実に進めていくことが必要であるというふうに私としては考えています。政府としても、引き続き女性版骨太の方針2025に盛り込みました施策の実行等を通じて、女性の活躍をさらに推進をしてまいりたいと考えます。

(問)追加で伺いたいのですが、高市先生は、「私が総理になったら、閣僚の半分ぐらい女性にしたい。それだけの人材が自民党には揃っている。」とおっしゃっていました。なかなか半分はどうかわかりませんけど、自民党は全体で10%ぐらいですよね。いわゆる組織の機関決定にトップリーダーが行くわけですから、その意味でもこの効果が、女性の議員の閣僚の数を増やすことを含めまして、今現在、女性の閣僚であられますけど、半分ぐらい女性にして欲しいと思いませんか。率直にどう思うのか伺いたいです。

(答)そのことに関しましては私からコメントするということではなく、総理になった方がお決めになることだとは思いますけれども、いずれにしても、政治分野に女性の数を増やしていくということ、このことは骨太の方針にも掲げてございますし、これから本当に大切なこと、特に政治分野、経済の分野で大切であるということ、このことにしっかりと取り組んで参ることが何よりも重要だと考えています。

(以上)