加藤大臣記者会見(令和6年3月1日)
加藤大臣記者会見要旨
(令和6年3月1日(金)8時51分から8時54分まで 於:中央合同庁舎8号館1階S103会見室)
1.発言要旨
おはようございます。
冒頭、私のほうから特にご報告することは、本日はございませんので、質疑に入ってください。
2.質疑応答
(問)先日、「日本版DBS」の骨子案を発表し、与党との会合を終えられました。会合で自民党のほうから20年は短いのではないかとか、一度でも性犯罪を犯したらもう二度と就けなくするべきという意見がありましたが、この点に関して大臣のご意見をお伺いさせていただけますでしょうか。
(答)「日本版DBS」の議論についてのご質問でありますが、こども関連業務従事者の性犯罪歴等確認の仕組みにつきましては、ご指摘のとおり、一昨日、2月28日、自民党の「こども・若者」輝く未来創造本部において、こども家庭庁から法案の骨子についてご説明をしたところでございます。会議においては、犯歴照会対象期間について、努力を多とするご意見のあった一方、より長くすべきというご意見があるなど、法案の骨子に関してご議論をいただいたものと承知をしております。様々なご意見が出ていることは承知をしておりますが、こういった同本部におけるこれまでのご議論も踏まえつつ、この仕組みがこどもの性被害防止のためにより実効的なものとなるよう、制度設計の検討を進めて、今国会での法案の提出を目指して最大限努力してまいります。
(問)大臣のご所感を伺えればという趣旨なのですけれども、昨日、政倫審がありました。首相が出席し、二階派の事務総長も参加されています。受け止めはいろいろあって、賛否あるかと思うのですけれども、大臣、昨日、ご覧になっていれば、政治的・道義的説明が果たされているかどうか、よろしければ受け止めをお聞かせください。
(答)昨日、岸田総理が自民党総裁として衆議院の政治倫理審査会に出席をされ、弁明を述べられた後、質疑が行われたものと承知をしております。岸田総裁の発言内容ですとか質疑における議論について政府の立場で評価することは控えさせていただきますが、政治資金をめぐる国民の厳しい目や疑念を踏まえて、自民党総裁として説明を尽くすべく努められたものと受け止めてございます。
(以上)