加藤大臣記者会見(令和6年5月14日)
加藤大臣記者会見要旨
(令和6年5月14日(火)15時03分から15時07分まで 於:中央合同庁舎8号館1階S103会見室)
1.発言要旨
冒頭、私から2件報告がございます。
まず、「里親に対する内閣府特命担当大臣表彰及び感謝状贈呈」についてでございます。
5月16日に永年里親としてこどもの養育に努め、その功績が顕著な方に対して、「里親に対する内閣府特命担当大臣表彰及び感謝状贈呈」を行います。
表彰及び感謝状の贈呈式は、全国里親会創設70周年記念式典において行う予定とされており、公務の都合により私自身の出席は叶いませんが、こども家庭庁の政務または事務方より表彰及び感謝状のお渡しをさせていただく予定です。
里親制度は、保護者による虐待や養育困難などの理由により、家庭での養育が困難または適当でないこどもに対して、温かい愛情と正しい理解を持つ養育者が安定した家庭環境の中で、こどもの健全な育成を図る制度であり、我が国の社会的養護の重要な柱でございます。
今回の贈呈式を通じて、このような社会的に大変有意義な里親制度をご活用いただいている里親の皆様の功績をたたえるとともに、里親制度の一層の普及・発展を図ってまいりたいと考えております。
引き続き、幅広く、国民の皆様に、里親制度へのご理解とご協力をお願いしてまいりたいと考えております。
詳細は、こども家庭庁家庭福祉課にお尋ねください。
2件目でございます。第1回孤独・孤立対策推進会議についてでございます。
孤独・孤立対策については、先月19日に総理を本部長とする孤独・孤立対策推進本部が開催され、新たな重点計画案の検討がスタートしました。
また今月は、「孤独・孤立対策強化月間」でありまして、集中的な啓発活動を実施しております。
本日18時から、私が議長となって、本部の下で対策を推進していく孤独・孤立対策推進会議の第1回会議を開催いたします。
総理からは有識者や関係者の意見も丁寧に聞きながら、新たな重点計画案を取りまとめるようご指示をいただいておりまして、本日の第1回会議においては、地方公共団体及び関係機関等からヒアリングを行うこととしております。
ヒアリングにおいて、先進的な取組の紹介や率直なご意見をいただき、新たな重点計画の検討にあたっての有益な示唆を得られることを期待しているところでございます。
私からは以上でございます。
2.質疑応答
(問)日本維新の会の吉村共同代表が、次期衆院選の公約に少子化対策として、0歳児への選挙権付与を盛り込む考えを示しております。
子どもが成人となるまでは、親が選挙権を代理行使することを提案していますが、これについては、「子育て世帯とそれ以外や、世代間の分断をあおる」との指摘もあります。
0歳児への選挙権付与について、こども政策を所管する加藤大臣のご所見をお聞かせください。
(答)ご指摘の報道があったことは承知をしておりますが、選挙制度につきましては、総務省において所管しているものと承知しております。
また、詳細について承知しておりませんので、お答えは差し控えたいと思います。
(以上)