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三原大臣記者会見(令和7年9月2日)

三原大臣記者会見要旨

(令和7年9月2日(火)10時58分から11時02分まで 於:中央合同庁舎8号館1階S103会見室)

1. 発言要旨

冒頭、私から報告1件ございます。

内閣府では、障害者差別に関する相談窓口「つなぐ窓口」につきまして、試行期間を経て、本年4月から本格設置をしています。「つなぐ窓口」では、障害者差別解消法に関する相談を受け付け、適切な窓口に取り次ぐなどの対応を行っており、試行期間中には約4,600件の相談を受け付けました。

これまでは、電話とメールで相談を受け付けておりましたが、昨日9月1日より、専用のウェブサイトを開設し、ウェブフォームによる相談や、手話リンクを用いた相談も受け付けることができるようにいたしました。
手話リンクとは、電話リレーサービスを用いて、ウェブサイトから直接、手話で窓口に問い合わせを行うことができるサービスです。通常、電話リレーサービスの利用には事前登録が必要ですが、手話リンクにつきましては事前登録なしでご利用いただけます。

詳細につきましては、内閣府共生・共助担当までお問い合わせください。私からは以上です。

2. 質疑応答

(問)こども家庭庁は8月29日、入札事業を扱う課の職員が、担当外の部署の職員に予定価格の情報を提供したとして、2人を戒告の懲戒処分にしたと発表いたしました。外部への情報漏えいはなかったと結論づけていますが、利害関係のある事業者に価格情報が伝わりかねない深刻な事態だったと思われます。この件についての大臣の受け止めと、改めて再発防止に向けた取組をお願いいたします。

(答)今般の事案は、入札業務の公正さに対する国民の信頼を損なうものであり、このような事案が生じたことについて、誠に遺憾であり、心よりお詫びを申し上げます。
このような事案が生じた原因として、入札に関するルールの周知・徹底が不十分だったことや、情報の秘匿性への理解の低さなどがあったものと考えており、先月29日に緊急の幹部会議及び会計担当者会議を開催して、最低限守るべきルールを周知したほか、情報の秘匿性を確保するため、入札関連情報へのパスワード設定の厳格化などの再発防止策を講じたところです。今後、同様の事案が生じないよう再発防止の徹底に努めてまいります。詳細につきましては、長官官房総務課までお問い合わせください。

(以上)