三原大臣記者会見(令和6年11月12日)
三原大臣記者会見要旨
(令和6年11月12日(火)14時59分から15時03分まで 於:こども家庭庁記者会見室)
1.発言要旨
冒頭、私から1件のご報告がございます。
昨日、第2次石破内閣の発足に伴い、再度、内閣府特命担当大臣及び内閣の担当大臣を拝命いたしました。
私の担当は、引き続き、こども政策、少子化対策、若者活躍、男女共同参画、女性活躍、共生・共助、共生社会でございます。
決意を新たに、石破内閣の一員として全力で取り組んでいく所存でございますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
2.質疑応答
(問)先週8日の「いじめ防止対策に関する関係省庁連絡会議」において、三原大臣からいじめ防止対策の強化に関連して、自らSOSを発信しにくいこどもたちが悩みを打ち明けることができる環境作り、相談を受ける大人側の意識のあり方などについて、検討を開始したいとの発言がありました。
具体的にどのような形で相談体制の強化などを行っていきたいか、大臣の中でイメージがあれば教えてください。
(答)8日の「いじめ防止対策に関する関係省庁連絡会議」に出席いたしまして、いじめの極めて憂慮すべき状況を踏まえて、つらい思いをしているこどもたち、悩みを抱えるこどもたちが自らSOSを出すことが簡単にできない中で、味方になってくれる大人がいるんだよ、ということをしっかりと伝えていきたいということを申し上げました。
そして、こどもが躊躇なく悩みを打ち明けられるようにするために何ができるのか、こども家庭庁内で検討を開始することを申し上げ、事務方に対し、こどもの悩みを受け止める場の現状を把握し、つらい思いをしているこどもたちが、悩みを打ち明けやすい環境をどのように作っていけばよいか、こどもの目線に立って検討するようにと指示をしたところであります。
現在、いじめの相談を含め、様々なこどもの相談窓口やサイトがあります。一方、こどもにとって、相談先や相談の実態が分かりにくかったり、利用することについて抵抗感あったり、こどもの悩みを十分に受け止めきれていない現状があるのではないかというふうに考えております。
こども家庭庁におきまして、こうした課題を解決していくための検討体制を設けたいと考えていますが、この検討体制や進め方などは、準備が整いましたら改めてご報告の場を設けたいと考えております。
いずれにしても、スピード感をもって、そしてできることから進めていく、こうした思いでございます。私自身、先頭に立って、こどもの声、現場のご意見を聞きながら、こどもの悩みを受け止められるような取組を進めてまいりたいと考えております。
(以上)