こども・若者主体のアクション
※写真・画像・内容については、ご承諾済みのものをこどもまんなか応援サポーターの皆様からご提供いただき、ご紹介しております。
【子どもがつくるまち ミニきりゅう】ミニきりゅう実行委員会
掲載日:2023年11月22日
実施地域:群馬県桐生市
■取組概要
「ミニきりゅう」は、こどもたちがつくる、こどもたちだけの、こどもたちのための仮想のまちです。
参加するこどもたちは、市役所や税務署といった公共施設や、様々な製品を作る工場、飲食を提供するお店、遊びの施設といったたくさんの職業の中から好きな仕事を体験できます。仕事をすると、ミニきりゅう専用通貨(ミニル)でお給料が支払われ、まちに納税をした後、まちの中で使うことができます。働くことやお金を使うことを通して、仕事の楽しさや社会の仕組み、お金の大切さなどを遊びながら学ぶことができるイベントです。
ミニきりゅう実行委員会では、こどもたちが「ミニきりゅう」の中で、他者との交流のほか、目標の設定や達成、労働と消費といった社会的な行動を自主的に行うことを通して、自己肯定感の向上や自分たちの住むまちに対しての郷土愛の醸成に繋げることを目的としています。
■担当者コメント
「ミニきりゅう」は原則保護者の付き添いはできません。参加者のこどもたちは、すべて自分で考え行動します。最初は、慣れない空間に緊張した面持ちのこどもも、帰る頃には、ニコニコ。「ミニきりゅう」で、ひと回りもふた回りも成長して帰っていきます。
■取組情報
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【奥能登ティーンフェス】NPO法人じっくらあと
掲載日:2023年11月22日
実施地域:石川県輪島市
■取組概要
2023年7月22日に開催した奥能登ティーンフェス。今年は2回目を迎え「参加と交流」をテーマに10代のこどもと一緒にフェスを作り上げる取組をいたしました。
計画段階から高校生に参加してもらい、「出店」「企画」「PR」に別れて具体的なアイディアを出し合いました。
高校生がリサーチした店舗への出店依頼から話合いを重ねた結果、特別限定のコラボ商品が誕生したり、盛り上げるためのノベルティーグッズのデザインを一緒に検討するなど、フェスを成功させるための作戦会議を重ねました。また、計画メンバーに輪島市内外から大人や大学生も一緒に参加することで、イベントを通して多世代の交流を実現。特に大学生との交流は近隣に大学が少ない奥能登地域にとって卒業後を考える上で非常に貴重な経験となりました。
結果、来場者は116名と目標には届きませんでしたが、参加したこどもにとって貴重な体験を生み出すことができました。今後も毎年継続して取り組んでいく予定です。
■担当者コメント
こども達の「やってみたい」をたくさん実現することができました!
プロのパフォーマンスを目の前で感じ、多世代の交流を持つことで更なる「やってみたい」を見つけて、意欲的な日常を送れるようになりました。 これからもこどもをまんなかにして、みんなで応援する地域づくりに繋げられるように取り組んでまいります!
■取組情報
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【お福wapi】NPO法人キリンこども応援団
掲載日:2023年10月25日
実施地域:大阪府泉佐野市
■取組概要
フリースクールキリンのとびらに通うこども達が運営する期間限定カフェ「お福wapi」。
将来、料理人になりたい!お店をもちたい!という夢を持てるようになったこども達。そんなこども達が口にした「こども達でお店をやってみたい!」という夢を実現。
私たちのカフェで私たちの幸せと温かい居場所をお福分けしたい!そんなコンセプトのもと、「お福分け」とスワヒリ語で「居場所」を表す「wapi」の2語を合わせて「お福wapi」という店名になりました。
お福wapiでは、こども達が自ら調理・接客をするだけでなく、コンセプト作りやメニュー考案・試作、原価計算、仕入れ、広報、経営会議まで、職業体験以上の経営体験を得ることができました。
こども達自身の「やってみたい!」を実現したからこそ頑張れる夢への第一歩。
これからも、こども達が未来に踏み出せる居場所を創り続けていきたいと思います。
■担当者コメント
学校に繋がれていないことで、職業体験など様々な体験機会を失っているこども達が大きな体験をすることができました。こども達の「やってみたい!」だからこそ、こども達は頑張れる・繋がれることができます。ご来店いただいた方から「元気をもらった」と温かなコメントをたくさんいただきました。これからも、こども達をまんなかに活動していきます。
■取組情報
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【制服リユース】特定非営利活動法人shining
掲載日:2023年9月29日
実施地域:三重県鈴鹿市
■取組概要
特定非営利活動法人shiningでは、「こども達が安心して勉強できる環境づくり」を掲げ、制服リユース事業を開始しました。
学生服は比較的高額であり、困窮家庭にとって経済的負担が非常に大きいです。こどもの成長は早く、すぐに着られなくなり処分に困るという声もありました。
そこで、鈴鹿市教育委員会の許可を得て、鈴鹿市の学校40校(小学校30校、中学校10校)へ、リユースBOXの設置。こども食堂や食糧支援の活動を長年続けていたからこそ、得られた信用・許可であり、学校に直接設置するというのは全国的に見ても稀なケースです。
地域全体で取り組むことが問題の早期解決につながり、制服を必要とする子が、悩むことなく勉強に集中できる取り組みとなります。
◇環境による教育格差を減らす◇困窮家庭の負担軽減◇SDGs目標12「つくる責任 つかう責任」ゴミや二酸化炭素の排出量を減らす
■担当者コメント
制服リユースBOXを学校に設置し、こども達が直接行動をおこす事でSDGsについて考える良いきっかけとなりました。今後は中古、古着という悪いイメージを払拭し、リユースは社会の為にもなるからイイネ!という感覚を広めたいと思います。
■取組情報
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