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インクルーシブ社会

※写真・画像・内容については、ご承諾済みのものをこどもまんなか応援サポーターの皆様からご提供いただき、ご紹介しております。

【インクルーシブチェア企画】 B.LEAGUE

掲載日:2024年4月25日
実施地域:東京都

椅子の上にポータブルチェアを置いている様子

■取組概要
スポーツ観戦においては、長時間抱っこしていることが肉体的に厳しかったり、兄弟連れの場合は物理的に手が足りないことも。
インクルーシブチェア企画では、身体障がいのある乳幼児の「座る」に関するニーズをベースに開発された、体幹の弱い子どもでも安定して座ることができるポータブルチェアを活用。このチェアを一般席エリアに設置した「サテライトオフィスシート」へご家族を招待し観戦いただきました。
【実施日】2023年5月27日(土)、28日(日)
【対象】障がいのある乳幼児とそのご家族、健常の乳幼児とそのご家族
結果、小さな子どもが安心して座れるだけでなく、親御様に物理的な余裕も生まれ、より試合に熱中できるシーンが増えました。また、一般席にて周りの人たちと同じ目線での観戦ができるようになり、障がいの壁を超えて体験を共有しあえる空間もつくることができました。
アルバルク東京のホームゲーム会場では、シーズンを通してこちらのポータブルチェアの貸し出しを行っています。是非アクセスして体験してみてください!

ポータブルチェアに座っているこどもや親の様子

■担当者コメント
ハード面でのハードルを下げることによって、誰しもがみんなと同じ目線、応援の方法でバスケを楽しみ、熱狂を感じていただけることを目指しています。今後も、壁のない社会をBリーグとして実現していきたいです。

■取組情報
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【インクルーシブサッカーフェスティバル】 カターレ富山

掲載日:2024年1月17日
実施地域:富山県富山市

インクルーシブサッカーのカターレ富山の集合写真

■取組概要
カターレ富山とNTT西日本は富山県内を中心としたこどもたちにスポーツを通じた運動体験や社会交流の場を提供することで、心身共に成長するきっかけを作り、こどもまんなか社会を実現する願いを込めたプロジェクトを立ち上げました。その第一弾として障がいの有無や年齢、性別、国籍を問わず、誰もが楽しめる、歩いて行う「ウォーキングサッカー」の交流試合をおこなうインクルーシブサッカーフェスティバルを開催しました。
当日は、FC岐阜との試合前ということでホームゲームにあわせて、FC岐阜の協力のもと岐阜県からも参加者を募り、富山県の参加者と交流を深めました。さらにスペシャルゲストとしてカターレ富山の選手とコーチも参加し、会場を大いに盛り上げました。
今後もこどもたちに継続してスポーツを通じた運動体験や社会交流の場を提供する予定です。

■担当者コメント
普段同世代との関わりが中心となるこどもたちにとって、年齢や障がいの有無、国籍問わずみんなでサッカーをおこなえたのはとてもいい経験で、多様性を理解するきっかけになったと思います。

■取組情報
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【インクルーシブ保育事業「クオーレ」】 社会福祉法人 藹藹会

掲載日:2023年12月15日
実施地域:栃木県宇都宮市

砂場で遊んでるこども達

■取組概要
クオーレは「24の瞳が輝く子どもたちのセカンドハウス」をコンセプトとする0歳~2歳を対象とした小規模の保育園です。12名定員のうち、半数の6名まで肢体不自由児をお預かりしています。クオーレは、栃木県宇都宮市にある学校法人、社会福祉法人、一般社団法人で構成するEducarealize Groupに所属しています。教育と福祉を融合することで、地域社会に新しい価値を生み出すというグループの理念を具現化したシンボリックな場となっています。
幼稚園や保育園、学童、障がい者支援施設との交流や自然溢れる里山といったグループの資源を活用し豊かな体験と本当の意味でのインクルーシブ教育、保育が実現されています。  
グループが掲げる「やさしいまなざしに包まれるコミュニティ」というヴィジョンに向け、心地よい雰囲気の中でこどもたちがすくすくと育まれています。

本を読んでいるこどもと、外で遊んでいるこども達

■担当者コメント
健常児と障がい児が同じ空間で、同じ時間を共に生活することで、お互いに良い影響を受けあっています。こどもたちだけでなく、クオーレに関わる全ての人が「心から笑顔になれる場所」になれるように心がけています。

■取組情報
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【みんなの「たのしめてるか。」】 湘南ベルマーレ

掲載日:2023年12月15日
実施地域:神奈川県平塚市

ブラインドサッカーをしているこども

■取組概要
湘南ベルマーレでは、ホームタウンである平塚市に所在する4つの特別支援校(盲学校、ろう学校、平塚養護学校、湘南養護学校)と協働し、こどもたちと地域とを繋ぐことで共生社会づくりを推進しています。
本イベントは、障がいの有無に関係なく老若男女 誰もが参加でき、それぞれが夢中になる「たのしめてるか。」という瞬間を発見するきっかけを作ることを目指し、開催しました。
初開催の2022年はサッカーやラグビー、トライアスロン、モルックなどを体験できるチャレンジラリーや、集まったメンバーでみんながたのしめるルールをつくってプレーする「ボーダーレスフットボール」、ブラインドサッカー体験、盲学校による「クイックマッサージ」や養護学校による「ボッチャ体験会」などを実施。
2023年はホームゲームに合わせ、11月11日 名古屋戦にて開催しました。

たのしめてるか。 年齢、性別、国籍、障がいのある、ないに関わらずそれぞれが楽しめるイベント!

■担当者コメント
様々な方がお越しになり、これまで共に活動することがあまりなかった者同士が出会う機会になれたのではと思います。今後よりどなたでも参加しやすく、「たのしめてるか。」を発見できるイベントにしていきたいです。

■取組情報
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【からすたろうの学び家】社会福祉法人栄光会

掲載日:2023年11月22日
実施地域:鹿児島県肝属郡

からすたろうの学び家の絵

■取組概要
からすたろうの学び家は、2つの事業を行っています。
一つ目は、こどもの自ら成長しようとする萌しを大切にし、こどもの感覚や発達の土台となる体と心をゆるやかに育てる療育活動です。
二つ目は、大人のあたたかな雰囲気と安心と信頼で守られた空間の中で、子ども第三の居場所としての運営です。
からすたろうの学び家は、山や海や川に囲まれた自然豊かな場所にあり、こどもたちと共に四季の移り変わりを感じながら過ごしています。絵本『からすたろう』にも描かれているように、こどもの人生の変化は、よき大人(教師)との出会いにあると考えます。信頼できる大人とのつながりを深め、こどもたちが巣立った後も相談でき語り合える関係性を目指しています。

からすたろうの学び家でのこどもたちの様子

■担当者コメント
ある時、「幸せだあ…。」とこどもがしみじみとつぶやきました。そのつぶやきを聴いた私もほっこり。こども達はいつも心のまんなかを感じ表現してくれています。そのあったかい心をみんなで大切に共有していく場でありたいです。

■取組情報
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【インクルーシブサッカー教室】ジュビロ磐田

掲載日:2023年10月25日
実施地域:静岡県浜松市

サッカー教室の人たちの集合写真

■取組概要
障がいの有無に関係無く、誰もが一緒に楽しむ「インクルーシブ(ごちゃまぜ)サッカー教室」を開催。
初開催となった、2023年5月30日はジュビロサッカースクール浜北会場に通うスクール生・ジュビロ磐田ルナソルジャス(知的障がい者サッカースクール)のメンバー・近隣特別支援学級の生徒を含め、約40名が参加しました。
個性豊かな仲間とサッカーを通じて楽しい空間を一緒に作り上げていく事でお互いの考え方や価値観を大切にしていける社会に繋げていきたいと考えています。
今回は、チームに分かれて競争やゲームなど、サッカーを通じた交流を楽しみました。インクルーシブサッカー教室は今後も継続して開催する予定です。

サッカーを楽しんでいる人

■担当者コメント
小学生から社会人まで幅広い世代が集まる中、お互いを思いやりながらパスを繋げ、たくさんの交流を見ることができました。今後、参加者をさらに広げていきたいです。

■取組情報
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【小児がん支援につながる商品の発売】株式会社ファミリーマート

掲載日:2023年9月29日
実施地域:全国

レモネードが二つ

■取組概要
ファミリーマートは、「ファミリー(家族)の未来を担うこどもたち」を応援することをサステナビリティ活動の大切なコンセプトとして考え、様々な支援を行っています。
小児がん患者とその家族をサポートする「みんなのレモネードの会」のこどもたちと共同開発したチルド飲料「みんなのレモネード」を、2023年8月1日から全国のファミリーマートで数量限定で発売しました。売上の一部は、小児がん患者の支援に活用されます。
「みんなのレモネードの会」の会員の小児がん患者のおこさまとそのご家族、ファミリーマート商品開発担当者との共同開発チーム「ファミレモ部」を結成し、商品開発、商品のラベルに掲載するデザイン活動を経て、商品が店頭に並びました。今後も一定期間毎に販売を続けていく方針です。

※2023年8月1日発売分については予定数量に達したため、店頭の在庫がなくなり次第、販売を終了いたします。

ひだりにレモネードを飲んでいる女の子 右にはレモネードスタンド

■担当者コメント
こどもたちや保護者からは、「自身が関わった商品が店頭に並んでいる、これほど誇らしいこと、心に残ることはない」「とても良い経験ができた」「この取り組み自体が小児がん支援だ」等の声を頂戴し、私たちも嬉しく思っています。

■取組情報
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